中学生に英語を教え始めた時は、5文型を教えるなんて思ってもみませんでした。
私が学んだのは高校生の時でしたし、当時はしっかりと理解できていませんでした。
ある時、どうしても英語の成績が上がらないY君が入塾しました。
他塾で勉強していたというのですが、英語がどうにもならないので、そこをやめたのだそうです。
私も色々と工夫して教えていましたが、当時は指導者としても未熟でしたので、きっかけさえも見つかりませんでした。
そこで、ひらめいたのです。
「何をしても効果がないのだから、5文型をやってみるか!」
今考えれば申し訳ないのですが、その時はこれ以外に考えることができませんでした。
教え始めて3か月もたったころ、ようやく手ごたえを感じてきました。
このころは、私だけの手ごたえだったのですが、6か月もすると、英語の成績が上がってきて、Y君も何かをつかんだのです。
こうして、大きな賭けは大成功に終わり、それ以降私は中学生に「5文型」を教え続けているのです。
英語はアメリカやイギリスの言葉ですから、文化や生活とおおいに関わっています。ですから、日本人の私たちには
根本的にわからないことがたくさんあります。
実は、中学生が英語学習でひっかかるところは、すべてわかっているのです。
たとえば “on” ということば。日本語では「〜の上」と訳しますが、英語の意味はそれだけではありません。
「接している」ということが大事なので、“on the wall”「かべにかかっている」とか“on the ceiling”「天井(のハエ)」
というように使います。
単語の意味だけではなく、文章の構成、いわゆる文法も日本語とは異なっています。
ここに注目し、ここを徹底的にマスターすることが、英語を得意にする大切なポイントとなってきます。
この重要ポイントが「5文型」なのです。
- ■わかる楽しさを感じることができます
- ■保護者の方は、一番わかりやすい教え方を知ることができます
- ■毎日勉強する習慣が身につきます
- ■英語が楽しくなります
- ■英語に自信が持てます
「5文型」を中学生に教えてもう10年以上が経ちます。はじめのうちは、何をやっているのかチンプンカンプンな子も、
やっていくうちにどんどんできるようになっていきます。
英語も言葉ですから、理屈ではなく慣れの部分が大きいせいでしょう。
英語がわかり、成績が上がり、自信がつく。
ぜひこの体験をあなたの大切なお子さんに、させてください。